レシピより“てきとう”がウケる!?そして、誕生日ディナーが楽しみな件

日々のごはん作りって、ほんとにエンドレス。
「今日なに作ろうかな…」から始まり、冷蔵庫を開けては「あるものでどうにか…」とにらめっこ。
正直、毎日レシピ通りになんてやってられません(笑)

そんな中で、最近とくにやる気もなく「適当に炒めたやつ」が、なぜかパパに大ヒット。
冷蔵庫に残ってたのは、もやし・とんかつ用のお肉・ピーマン。
それをザクザク切って、ごま油で炒めて、酒・醤油・みりん・塩コショウを目分量でジャッと入れて終了。
完全に“勢いごはん”だったのに、食べたパパが「これめっちゃ美味しいな!」と予想外のリアクション。

…え?ほんまに?これで?笑

「レシピ見て頑張って作った時より褒められてるやん」と、ちょっと複雑な気持ちになりつつ、
「やっぱりごはんって、気合いよりタイミングと素材かも」とか思ってみたり。

ちなみに、同じ炒めものを子どもたちに出したら、見事に不評。
「ピーマンいや〜」「味しみすぎてる〜」「もやしいらん〜」と文句三昧。
味の評価って、ほんと十人十色やなぁと痛感する母です。

もうひとつの小さな出来事。
チルドの焼いてないシュウマイを焼いただけのやつ(ただの既製品)を出したら、
「これママのシュウマイ!?めっちゃ美味しい!」って言われました。

…うん、それ、ママ作ってないやつ(笑)

でも、その言葉がちょっと嬉しくて、
「そっか、ママが焼いてくれたってだけで美味しく感じるのかも」ってニコッとしてしまいました。
なんかもう、愛情って味に変換されるんやなって(都合よく解釈)。

そんな日常の中、ちょっとした楽しみがあります。
それは、来月の私の誕生日。
今年はパパが「ママの誕生日には、あの居酒屋行こう!」と提案してくれました。
ふだんは子ども優先の外食ばかりで、ファミレスか回転寿司が定番。
だから久々の“夜の大人ごはん”に、今からワクワクが止まりません。

その居酒屋さんは、パパのお気に入りで、昔よくふたりで通っていた場所。
私は唐揚げと手羽先が好きで、パパはだし巻きと焼酎。
たぶん何年ぶりだろう?夜にゆっくり乾杯できるなんて…。
もちろん、子どもたちはその日は実家にお泊まり予定。

普段は「夜ごはん=戦場」だから、
“人が作ってくれるごはん”をゆっくり味わえるって、ほんとに贅沢。
誕生日って、自分が主役でいい日なんだって、なんだか久々に実感しています。

最近は毎日バタバタで、怒ってばかり、疲れてばかりだけど、
こんなふうにちょっとした予定があるだけで心がふわっと軽くなる気がします。

たまには、がんばるママにごほうびを。
その日まで、手抜きごはんでも乗り切ろうと思います(笑)

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